信州田舎暮らしへの道

長野県への移住をぶっちゃけ!市町村の自慢&裏トーク

平成29年5月20日(土)に「長野県への移住をぶっちゃけ!市町村の自慢&裏トーク」が東京交通会館8階「ふるさと回帰支援センター」にて開催されました。
東京交通会館は、JR有楽町駅から歩いて1分の場所にあります。ふるさと回帰支援センターは相談員が常駐しており、直接移住に関する話を聞けるとともに、様々な地域の情報がワンフロアに集まっているので、移住を検討している方にはピッタリの場所です。
セミナー当日は約20名の参加者が市町村担当者や移住体験者の話に耳をかたむけていました。
 
「相談員のぶっちゃけ話」でセミナースタートです。
男性相談員は異動のため、3月から東京での生活を始めたところ体重が2kg減少したそうです。東京は生活の中で歩く機会がとても多いと感じており、長野県は主な移動手段が車なので、移住したらもしかすると運動不足になってしまうかもしれませんので身体を動かす習慣づくりをオススメしますと実体験を元にお話されました。

【長野県ってこんなところ】

相談員の方が、長野県の紹介と移住を検討する際に気をつけてほしい点をアドバイスされました。

冬がやはり寒い地域ですが、一年間の寒暖の差が激しいので、四季がハッキリしているため、それぞれの季節のよさを楽しむことができるのが長野県のいいところです。
寒いと言っても人によって寒さの感じ方が違うので、相談に来られる方には「実際の冬を体験してください」と伝えています。
移住したい地域を訪れて、そこで理想の暮らしが実現できるのかを確かめてほしいと思います。

【住まいの情報】

物件探しのコツを不動産探しのプロである長野県宅建協会の方がお話してくださいました。

・インターネットには出していない情報もあるので、足を運んでみる。
・「職場=居住地」とは限らないので、離れた場所も検討してみる。
・不動産会社は日曜休みのところがあるので事前連絡は必須!!

宅建協会

後の移住体験談でも日曜日に不動産会社を訪れたところ、休業日だったというお話がありました。田舎ならではかもしれませんが、せっかく交通費をかけて行くことなので、参加された方も大きくうなずいていました。

【ゲストトーク 先輩移住者の移住体験談】

宮崎健さんは2016年4月に横浜市から須坂市に移住しました。高校教師の経験を活かし、現在も地域の中学校で英語を教えるなど精力的に活動中です。

先輩移住者の移住体験談

宮崎さんが移住を考えたきっかけは、「間もなくくる定年退職」。この後のライフワークを考えた時に「大好きな山があるところでもう一度英語を教えたい。」「若者の国際交流を促進したい。」「自給自足の生活をやってみたい」と思いました。これを実現させるためにはどこだろうかと考え始めました。
参加した就農セミナーで、相談員に率直に「どうしたらよいか」と聞いてみたところ「まずは家を探した方がいい」とアドバイスされたそうです。そこで須坂市の相談ブースに話を聞いてみたそうです。

家探しの第一歩は「これから何をしたいかを考えること」

家探しのコツ!
・自分の目で物件を確かめる。
市町村が行っている空き家ツアーなどを利用する。
・インターネットを活用する
不動産会社のメールマガジンを登録したり、移住したい地域の情報やハローワークを見たりしてとにかく情報を手に入れた。
・地元の人の話を聞く
全く知らない場所で地元の方と知り合いになる事は一番の強みになる。
・ひとめぼれの物件を探す
住んでいると一つ二つ欠点が出てくるけれど、惚れ込んだ物件ならば多少のことには目をつぶる事ができる。後悔しないためにこれは大切。

宮崎さんは現在賃貸物件にお住まいですが、お宅は古民家で10畳のお部屋が4部屋、ダイニングキッチンがリビングと合わせて20畳。古民家でありながら、リフォーム済みでお風呂も最新式でトイレはウォシュレット(実は壊れていたため、改修費用がかかってしまった)これで家賃が4万円!200坪の畑を無料で貸していただいていて、農業もやっているそうです。農業の経験はないですが、ご近所さんの指導により色々な作物を育てています。
家の前にはブドウ畑が広がり、その先には大好きな白馬の山々が見える。天気が良ければ毎日素晴らしい景色が広がる物件を選んで本当によかったとお話してくださいました。

また、横浜では経験した事がない地域のお祭りや年中行事などの日本ならでは文化に触れる事ができてとてもうれしいと田舎暮らしのよさを移住者視線でお話してくださいました。

家探しの第一歩は「これから何をしたいかを考えること」

【参加市町村の魅力紹介】

長野県内から長野市・須高地区(須坂市、小布施町、高山村)、木島平村・小海町・南相木村・飯島町・辰野町・宮田村の担当者の方々が、四季折々の素晴らしい写真を交えながらそれぞれの地域の特徴や移住への取り組みを紹介されました。
南相木村が移住定住のための施設「たまる家」を4500万円かけて築150年の家を改修したという話には会場からどよめきが起こっていました。

参加市町村の魅力紹介参加市町村の魅力紹介

取材を終えて

移住経験者の宮崎さんが、大好きな山の話をされている時の幸せそうなお顔がとても印象的でした。移住をすることで第二の人生を満喫されている事がお話からとても伝わってきました。「これからの人生をどうしたいか」を考え、決断して行動する。その大切さがセミナーに参加された方々にしっかりと伝わっていたと思います。
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ぐるっとながの無料移住相談会‘17春(東京)

平成29年4月7日(金)、8日(土)に「ぐるっとながの無料移住相談会‘17春」が東京・八重洲にある移住・交流情報ガーデンにて開催されました。
移住相談で最も多い質問である「仕事」のことにフォーカスして先輩移住者の経験談や職業相談のプロフェッショナルによる長野県のお仕事事情などが紹介されました。
会場には、市町村の担当者による個別相談会も同時開催されました。移住・交流情報ガーデンは、東京駅八重洲口から徒歩3分ほどの場所にあります。相談コーナーでは、移住、就農、仕事などに関する事を相談員に直接聞くことができ、パソコンでの情報検索も可能です。また、地域資料閲覧コーナーでは、自治体のパンフレットを自由に見ることができます。セミナーコーナーでは、様々な自治体が移住セミナーをさかんに開催しています。


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【先輩移住者の体験談】遠藤和之さん

遠藤和之さんは、東京都港区出身で2015年に長野市へ移住しました。知り合いの結婚式でたまたま席が一緒になった現職の代表とのご縁により長野市で仕事をする事になったそうです。これがなければ、縁もゆかりもない長野市に移住し働くという選択肢は人生の中に全くなかったとのこと。東京で生まれ育った遠藤さんが長野市に移住して1年経った今、感じた事を5つに分けて紹介してくださいました。

1.ビジネスとプライベートのバランスがとりやすい。
2.家賃が安い。一戸建てをもつという選択肢がある。
3.車が持てる。駐車場代が安い。
4.犯罪が少ない。
5.実は東京が近い。

東京での生活経験がある渡辺さんは、家賃や駐車場代などの固定費を比較したり、自然豊かな長野では仕事でのストレス解消されやすい事を伝えたりと移住体験者の生の声を伝えてくださいました。東京と比べると平均年収が低い長野県ですが、固定費がかからない事で生活水準をそれほど下げる事なく生活ができるそうです。都心での駐車場代が1ヶ月5万円というお話には、会場からはどよめきがあがりました。
「移住=田舎暮らし」というイメージがあるけれど、それだけではなく「地方都市で生活する」という選択肢もあると力強く経験談を語ってくださいました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

【先輩移住者の体験談】浅山和樹さん

浅山和樹さんは、長野県木曽郡出身。進学・就職で25年ほど首都圏にて過ごした後、「雪に囲まれて暮らしたい」という思いから2016年信濃町に移住しました。現在は、地域おこし協力隊として活躍されています。浅山さんは「田舎ぐらしあるある」を紹介してくださいました。
・朝が早い
雪の季節には、雪かきをしてから仕事に行かなくてはならないので、その時間を逆算して起きなくてはならない。
・時間に適当(いい意味で)
ご高齢の方が多いせいか、地域の特性なのか30分前には作業開始というのが慣例のようになっている。
・「おすそわけ」の量がちょっと普通ではない。
野菜を作っている方が周りにいるので、色々な種類の野菜を大量にいただいてしまって困ることがよくある。
・近い、遠いは距離ではなく「時間」で判断する。
首都圏では片道50kmというととてつもない時間がかかりそうだけれど、田舎では1時間ほどで移動できてしまうため、このくらいの距離は「近い」という判断になる。

浅山さんは、「せっかく移住するならば、自分たちが叶えたいライフスタイルで生活するのが一番」とご自身の経験から熱く語られていました。

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【おしごとながの案内】横地容子さん

横地さんは、産業カウンセラーで長野の雇用状況を伝えつつ、仕事探しに関するカウセリングを行っています。仕事を探す際に必要なことは、「経験の棚卸し」をすることです。自分の今までの経験を活かす職種に出会うためには、選択肢を広げることで大きな可能性があります。専門家に相談することで、自分では気づくことのできなかった可能性が見つかることがあるので、ぜひ相談をしてほしいとのことでした。
また、長野市周辺市町村の就職情報検索サイト「おしごとながの」の紹介がありました。ハローワークには掲載されていない求人情報や企業情報が多く掲載されています。

おしごとながの http://oshigoto.nagano.jp

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相談に来られていた男性にお話を伺いました。

初参加の感想をお聞かせください。

移住セミナーに参加するのは今回が初めてです。自分が移住を希望する市町村の担当者に直接話を聞けることはとてもいいと思いました。話をしているうちに疑問に思うことがあっても、その場で質問することができますし。今日も、いくつか質問を用意してきましたが、その8割は解決することができました。あとは、現地にいって住居と仕事を探すだけです。

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取材を終えて

セミナー初参加の男性は、すぐにでも現地に行って行動し、できるだけ早く長野に移住したいと話してくださいました。市町村の担当者に熱心に相談をしており、不安に思っていたことが解消されたようです。セミナー後半では、晴れやかなお顔で参加されていました。
インターネットで調べるだけでは分からないフレッシュな現地情報が手に入る移住セミナーは、移住を検討されている方には多く参加していただき、ご自分に合った移住先を見つけていただきたいと思いました。
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小布施町へ移住をお考えの方へ

小布施町は、長野県北部の長野盆地に位置する自然豊かな農村地帯です。人口は1万2千人ほどで、町役場を中心に半径2kmの範囲にほとんどの集落が入る小さな町です。小布施栗の産地として注目されています。 小布施町役場企画政策課の宮崎様と定住移住コーディネーターの中田様に移住への取り組みについてお話を伺いました
小布施町への移住相談はどのくらいありますか?

年間で70件ほどの相談を受けます。ほとんどが首都圏で行う移住セミナーでの個別相談になります。そこで年に2回ほど開催しているツアーのご紹介をして、実際に小布施に来ていただくというのが多いですね。
ツアーはどのような内容で開催していますか?

体験ツアーと空き家ツアーを行っています。(28年度)
体験ツアーは一泊二日で、町内を巡って地元の方々との交流をしていただきます。ここで、小布施のリアルライフが伝わるようにしています。二日目は物件めぐりです。大体5,6軒の空き家をご紹介しています。まだまだ物件数は少ないのですが、空き家や空き店舗の情報を収集しているところです。
空き家ツアーは半日で、物件探しのためだけにご用意しています。

栗畑

小布施町での暮らし方はどのようになるでしょうか。

小布施への移住は、「のんびり田舎暮らし」というよりは、「アクティブ田舎暮らし」になると思います。7月には小布施ミニマラソンという町内を見ながら楽しく走るマラソンがあります。これには、町民が1万人のところ、8千人の参加者が集まります。その他には、ボルダリングやオールシーズン対応のジャンプ台などがあります。最近では、ドイツ発祥のニュースポーツ「スラックライン」がとても有名です。
また、地域でのイベントも多く開催されており、毎月どこかの地域でイベントをやっているような状態です。地域活動とはまた違う町民の交流の場となっています。
移住されてくる方は、こうしたイベントやスポーツイベントに参加することで地域とのつながりを持ちやすくなるのではないかと思います。

スラックライン

また、「小布施若者会議」という若い世代を中心としたこれからの小布施町の未来を議論する場があります。そこで、移住定住に関する話し合いが持たれたり、まちづくりの議論が活発に行われたりしています。若い世代や大学と連携したまちづくりが展開されているので、この会議への参加も新しい出会いのきっかけになるのではないでしょうか。

ボルダリング

中田さんは平成28年から移住定住コーディネーターを委託されているとのことですが、どのような活動をされていますか?

主な活動は、長野県主催の移住セミナーへの参加、ツアーの企画、空き家物件の情報収集、建築関係の仕事をしている関係もあり、物件契約のサポートもしています。
移住定住促進と地元コミュニティを今より活発にしたいと考えており、最近空き物件をリノベーションしてコミュニティハウスの管理を始めました。地元で活動している工芸家の作品展や各種イベント、キッチンも用意しているので、ママ友が集まることもできます。移住をされた方が地元で友達を増やして、快適な小布施ライフを楽しんでもらえる場所にしていきたいと思っています。

コミュニティハウス

移住に関する支援はどのようなものがありますか?

新規就農を検討される方には、就農支援制度があります。45歳未満で独立・自営就農する農業者に対し、農業を始めてから経営が安定するまでの就農初期段階に年間最大150万円を給付する「経営開始型事業」を実施しています。農地を借りたいという方にも情報を提供しています。
移住定住に関しては、現在「小布施移住サポート会議」というサイトを立ち上げて、仕事、物件、イベントなどの情報提供をしていますので、ぜひご覧いただければと思います。

中田さん

取材を終えて

小布施町役場の周りには商店街や観光施設がギュッと集まっていました。車でちょっと走ると栗畑や果樹園が一面に広がり、一気に雰囲気が変わります。夕方のお寺ではスラックラインをしている学生や友達と遊んでいる小学生がいました。子どもがきっかけで親もスラックラインを始めた方が多くいるそうです。コンパクトな町だからこその暮らし方、楽しみ方がたくさんあるのだろうと思いました。
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東御市へ移住をお考えの方へ

 東御(とうみ)市は、平成16年に小県郡東部町と北佐久郡北御牧村が合併して誕生しました。長野県の東部にあり、都心から約1時間30分とアクセスもよく、「ほどよく田舎」な新しい市です。移住の取り組みについて、東御市役所地域づくり・移住定住支援室の曽根川様にお話を伺いました。
東御市役所

東御市への移住状況はどのようになっていますか?

東御市に移住希望者の中に「ワイナリーをやりたい」という方がいるのが大きな特徴だと思います。ワイナリー経営をされている方はほとんどが移住者だと思います。
東御市には5軒のワイナリーがあります。
また、千曲川ワインアカデミーというブドウ栽培、ワイン醸造、ワイナリー起業・経営について学ぶ日本で初めての民間ワインアカデミーがあります。
また、セカンドライフを田舎で過ごそうとゲストハウスを始めたり、カフェなどの店舗経営をしたり、起業をするために移住される方も多くいます。

ブドウ棚と八ヶ岳

移住に関する相談はどのような内容がありますか?

幅広い年齢の方から移住相談を受けます。お若いご夫婦からは、「自然豊かな環境で子育てをしたい」というご相談を受けました。また、田舎暮らしをするにあたり、東御市を実際に見てみて冬の積雪が少なく見晴らしもよく日当たりもいいということを知ったので、ここに決めたという方がいらっしゃいます。
相談会などは設けていますか?

夏と冬に東御市を体験していただくツアーを企画しています。夏は「夏のとうみはどのくらい暑いのかを知るツアー」、冬は「冬のとうみはどのくらい寒いのかを知るツアー」です。ツアーでは、空き家バンク物件見学や市内スポット巡り、定住アドバイザーとの懇談がありますので、住居の探し方や移住の経験談を聞くことができます。
3月25日には、市内にあるコワーキングスペースえべやで、「移住者交流会 MOVE!103会」を開催します。
また、東京や大阪などで開催される移住セミナーにも参加しています。

移住者交流会

定住アドバイザーとはどんな方ですか?

定住アドバイザーは、平成27年度から始まった試みで、市が募集した移住経験者の方々です。千葉県、神奈川県などさまざまな土地から東御市に移住されてきています。この方たちから、移住経験談を聞くことで、頭に思い描いていた「移住」というものがより身近に感じられると思います。
定住アドバイザーの方々には「マイナスポイントを正直にお話してください」とお願いしています。田舎での生活は必ずしもいいことばかりではありません。ご近所づきあいや行事への参加など避けては通れない事もあります。東御で生活するからには、いいことも悪いこともまるごと知った上で移住してほしいと思います。
ツアーに参加された移住希望者からは、定住アドバイザーから話を聞いて、地域への愛が感じられたといううれしい感想を聞くことができました。また、おぼろげだった移住というものが生活として実感が沸いたという感想も寄せられました。

東御市資料

移住希望者への支援はありますか?

移住相談に来られた方に、芸術むら公園にあるコテージでの宿泊を特別料金でご用意しています。物件やお仕事探しのため1週間宿泊される方もいらっしゃいます。東御市の事を知っていただくために、あなたのためだけの「とうみツアー」で市内をご案内します。また、定住アドバイザーを紹介し、実際の移住生活を生の声として聞くことができます。
新規就農希望者には、就農支援として里親制度などを用意しています。今では長野県の制度となっていますが、東御市はこの制度をいち早く取り入れて、新規就農支援を行ってきました。
最後に、移住希望者の方にアドバイスをお願いします。

長野県は77の市町村があるので、ぜひ色々なところを見てください。移住は人生の中でも大きな決断ですし、できれば失敗してほしくないです。
東御市は有名な市ではないと思います。セミナーで東御市を初めて聞いたという方もいらっしゃいます。有名な市ではないけれど、コンパクトな市で「ほどよく田舎」な住みやすい市です。東御市移住・定住ポータルサイト「とうみぐらし」を開設しています。基本情報から、移住者インタビューなどがたくさんありますので、ぜひご覧ください。
とうみぐらし http://iju.city.tomi.nagano.jp

曽根川さん

取材を終えて

東御市は長野県内でも自然派カフェスポットが増えているという話題の場所だと聞いていましたが、そのカフェ経営は移住者の方が多くされているそうです。市の中心地から20分程度車で移動すると、ブドウ畑が一面に広がる農村風景に変わります。「ほどよく田舎」の東御市にはゆっくりとした時間が流れていました。

海野宿

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安曇野市へ移住をお考えの方へ

安曇野市は平成17年に豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町の5市町村が合併した人口約98,000人の市です。市の西部には北アルプス連峰が連なる山岳地帯で、燕岳・常念岳などの3,000メートル級の山々があります。 平成27年5月に新庁舎になったばかりの安曇野市役所政策経営課・安曇野暮らし支援協議会の北条さんと地域おこし協力隊の高尾さんに安曇野市の移住への取り組みをお聞きしました。
安曇野市役所

移住に関する取り組みを教えてください。

安曇野市の移住支援は、ふるさとづくり応援団というNPO法人から始まりました。平成25年から市が主体となって、共に移住支援をしています。移住に関する問い合わせは、メール・電話・来庁合わせて毎年100件ほどあります。特に観光シーズンであるゴールデンウィークや10月・11月に観光と合わせて相談に訪れたり、物件を探したりする方が多くなっています。
移住に関しては、平成28年に「安曇野へ移住!」という移住情報の公式サイトを開設しました。(http://azumino-ijyu.jp/)また、初めての試みとして「冬の安曇野体験会」を開催します。そこでは、不動産の視察や移住者や地元の方との交流会を企画しています。
独自の取り組みとして「おためし住宅」を整備して、移住希望の方に短期滞在の住居を提供しています。

安曇野市役所屋上より

おためし住宅について詳しく教えてください。

おためし住宅は平成28年4月から開始しました。実際に安曇野で生活体験をすることで、安曇野のいいところ、課題になるところを知っていただきたいと考えています。1日2,000円の貸付料で、最大7日間利用することができます。(利用には条件がありますので、詳しくはお問い合わせください。)移住を検討している方は滞在中に不動産めぐりをしたり、仕事を探したりしています。この住宅は、中心部から少し離れたところにありますので、田舎暮らしを体験するには最適だと思います。
私どもがお勧めしているのは、「必ず冬に利用してください。」ということです。やはり、言葉だけで「雪かきがあります。」「雪道の運転はできますか。」「寒いときには水道管が凍りますよ。」などと伝えても実際に体験してもらわないと長野県の冬の厳しさや備えが必要だということはわからないと思います。ですから、冬におためし住宅を利用し、安曇野でのリアルライフを体験していただくのは移住を考えるにあたり重要な事だと思います。「観光」と「暮らす」では大きな違いがありますから、移住を検討される方にはしっかりと伝えるようにしています。
平成29年1月時点で、11組22名の利用があり、その中で4組が実際に移住、もしくは移住準備が進んでいる状態です。

おためし住宅

仕事や住居はどのように探せばよいでしょうか。

安曇野暮らし支援協議会は、市が主体となっていますが、その他に宅建協会や商工会、ハローワークなどが連携した協議会となっています。協議会の窓口である政策経営課にお越しいただければ、相談内容によってどこに行ったらいいのかをお伝えすることができます。また、移住経験者の方との連携もとれているので、経験者に移住相談をすることも可能です。

安曇野市役所

実際に大阪から安曇野に移住した地域おこし協力隊の高尾さんに移住体験を伺いました。

先日、初めて水道管が凍るというのを体験しました。セミナーで話には聞いていたのですが、「本当に凍るんだ」と驚きました。
安曇野市の移住セミナーでは、敢えて冬のマイナス面をキチンと伝えているというのが印象的です。他のセミナーにも出席しましたが、ここまでのところはあまりお目にかかったことがありません。
大阪とは違う地域の特性があるので、これから地域の方々と交流を深めていって、安曇野をもっと知って、移住者だからこそ安曇野の良さをしっかりと伝えていきたいです。談内容によってどこに行ったらいいのかをお伝えすることができます。また、移住経験者の方との連携もとれているので、経験者に移住相談をすることも可能です。

協力隊 高尾さん

取材を終えて

「観光と暮らすことは違う」という担当の方の言葉には正直驚かされました。有名な観光地であるがゆえに、いい部分だけを見て移住したいと考える方にも「暮らし」としての安曇野市を誠実にお伝えしているのが感じられました。
移住を検討される方が一番知りたいのは、移住体験談なのではないでしょうか。安曇野市の移住経験者の方は、相談にのってほしいという話を持ちかけると、「いいよ。家で話をするから、遊びにくるように伝えて。」とまるで家族のように受け入れてくれるそうです。
行政と民間が手を取り合って、あたたかく移住希望者を迎えてくれる。安曇野の風景のような懐の深さを感じることができました。
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白馬村へ移住を考えている方へ 

白馬村は長野県北部に位置し、長野市から車で約1時間の場所にあります。北アルプスでの登山やトレッキング、冬はスキーやスノーボードと1年中様々な大自然を満喫できる国際的な観光地でもあります。 今回は、白馬村役場総務課の渡辺さんにお話を伺いました。

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近年の白馬村の移住者は増えていますか?

少しずつ増えている状況です。白馬村の人口は自然減を入れても、横ばいもしくは若干増加傾向で、同規模の村と比較すると人口減で困っているという状況ではありません。
メディアでも取り上げられていますが、ここ数年オーストラリアを中心に外国から白馬村を訪れる人が増加しています。定住するという人はまだ多くありませんが、毎年、冬になると約300人以上が季節労働という形で白馬村に転入しています。
また、元々は白馬村に観光目的で訪れていたけれど、自然の素晴らしさに魅了されて移住をしたという方もいらっしゃいます。移住に関する相談は、電話や訪問など含めて関東圏の方が多い状況です。


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仕事はどのように探せばよいでしょうか?

一般的にはハローワークや求人広告で探すことになります。白馬村は地域ごとのコミュニティ活動が盛んに行われていて、そこを中心に商売をしたり、コミュニティがきっかけで新たな仕事につながったりしていることもあります。
現在、ヤフー株式会社と連携協定を結んでおり、新しい雇用や働き方が始まりつつあります。実際にヤフー株式会社の方は、東京と白馬を拠点とした二拠点居住をしている方がいらっしゃいます。
白馬村は長野市から車で約1時間ですから、東京から新幹線を利用すれば2時間半ほどで移動が可能です。ある意味では首都圏への通勤範囲内と言えるのではないでしょうか。


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どんな仕事をされている方が多いでしょうか?

白馬村は寒冷地ということもあり、冬場の農業はとても厳しいです。地元でも専業農家という方は少ないと思います。農家と観光など、観光との兼業もしくは副業が多いのではないでしょうか。夏場の観光客も増えているので、観光での仕事は期待できると思います。
創業塾という起業塾を商工会が開催しており、起業を考えている方には1年間ここでビジネスの基礎を学ぶことができます。

移住・定住への支援はありますか?

18歳までの医療費を助成しています。また第二子以降の保育料を軽減し、子育てへの支援を進めています。
子育ての面では、白馬村の一番の魅力である大自然の中で子育てができて素晴らしいという声がとても多く聞かれます。この大自然を活かした教育をしてほしいという意見をよく耳にしますので、これからの村の課題となっていくと思います。教育に関しては、外国人が多く訪れている特色を英語などの国際教育や観光教育に活かしていかれたらいいと考えています。

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住まいはどう見つけたらよいですか?

不動産業者を通して見つけていただくのが一番だと思います。一軒家の物件は少ない状態です。冬はアパートなどが満室の場合が多いので、物件探しはウィンターシーズンを控えた方がいいでしょう。

移住を考えている方にアドバイスをお願いします。

まず、夏・冬両方を体験していただきたいです。特に雪が多い2月下旬頃には必ず来ていただきたい。やはり、白馬と雪は切っても切れないものです。除雪や雪道での運転、冬の装備など実際に体験してみないとわからないことが多いと思います。
村内での移動手段はほとんどが自家用車になります。長野県全体的にそうですが、白馬村でも車が生活必需品であることは間違いありません。
白馬は地域活動が盛んで、お祭りなどの行事も多く開催されています。こういった地域活動にはぜひ参加していただきたいです。やはり、田舎はご近所づきあいが重視されます。冬の除雪も地域ぐるみで行いますので、生活をする上では地域での助け合いは外すことのできない事です。
いいところも悪いところも含めて白馬村の事を好きになっていただければ幸いです。

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最後に、白馬村の魅力を教えてください。

やはり、大自然が身近にあることでしょう。水がきれいで美味しい、食べ物が美味しい。そして、自然の中で生きていくことができます。量販店など大きい店はありませんが、スーパーやコンビニがありますから、十分に生活していくことができます。
実は、私自身も移住者です。母の実家が白馬にあり、千葉県から移住してきました。私も参加しているまちづくりのコミュニティがあり、そこには約100人が集まってきます。移住者だけではなく、地元愛にあふれた人たちが多いのも白馬村の魅力のひとつです。


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今回、白馬村を訪れてみて村内に外国の方が多い事を実感しました。軽トラックを軽快に運転している方にはちょっとビックリしました。村内でもお店の案内にはほとんど英語表記がされていました。
多様性と共にある白馬村がとても魅力的に映りました。

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長野県の市町村大集合!長野県への移住大相談会

平成28年11月26日(土)、東京交通会館3階のグリーンルームにて「長野県の市町村大集合!長野県への移住大相談会」が開催されました。今回は「田舎暮らしの本」など移住専門雑誌に取り上げられている竹内孝功(たけうちあつのり)さん、津田賀央(つだよしお)さんの特別記念講演がありました。 また、長野市、須高地区、中野市、木島平村、小川村、御代田町、佐久地域定住自立圏、諏訪圏移住交流推進事業連絡会、岡谷市、原村、茅野市、王滝村、 筑北村、小谷村、松川村、飯田市、箕輪町、飯島町、宮田村、阿智村の参加市町村から移住支援などの紹介がありました。

特別講演「自給自足の農的ライフ」竹内孝功さん

竹内孝功さんは、長野市出身。千葉県や長野県松本市で自然農法を学び、その後、松本市で菜園教室を開業され、2014年に長野市信更町に移住しました。現在は自然菜園コンサルタントとしてご活躍中です。
講演会会場となったグリーンルームには、講演のために50脚ほどの椅子が用意されていましたが、追加の椅子を用意するほどのお客様が来場されました。
竹内さんは、長野市と安曇野市で菜園教室のスクールを10年あまり開催するなかで、いつの間にか長野県に移住していた方が多いことに気づいたそうです。


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今回は、長野県への移住を考える際のコツを教えてくださいました。

・お試し期間を設ける
・挨拶は、手ぬぐいと名刺
・信頼関係が先、商売や自由は後
・畑は小さく始める。自分の身の丈に合わせて拡大する。
・田舎の常識、都会の非常識(都会の常識、田舎の非常識)

田舎暮らしではご近所付き合いがとても重要で、信頼関係を築くことが移住生活に大きく関わってくるとのことでした。実際に移住した生徒さんの中で、下調べをせずに急に家を建てて移住、その後ご近所付き合いも少なかった方は東京に戻ってしまった事があったそうです。
その他に「長野県の移住あるある」を方言満載でお話してくださいました。鳥獣被害に関する質問への回答で、「対処しないと自分も加害者になってしまいます。だって、餌付けしているだからね。」という言葉には、会場から笑いが起きました。

特別講演「自然。ときどき都会。二地域居住の魅力」津田賀央さん

津田さんは、ソニーでデザイナーとして勤務しながら富士見町で起業し、コワーキングスペース「富士見森のオフィス」を運営されています。
参加者は比較的若い方が多く、これからの働き方に興味がありそうな雰囲気が感じられました。
津田さんは、週3日は東京で働き、残りの4日は富士見町で生活しています。2拠点を行き来しながらダブルワークをしている2児のパパさんです。移住を考えだしてから1年ほどで富士見町に移住されました。


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30代前半は「業種を変える」実験として広告代理店からソニーへの転職。そこで日本企業と海外企業の働き方のギャップを感じ、また父親の通勤圏で子どもが生活することが当たり前でいいのかという疑問が生まれたそうです。環境の変化、周囲の変化から見えてきた新しい働き方の可能性、価値観にあった場所に住むという自由な考え方のために、東京と富士見町のダブルワークという選択をされました。そして、30代後半は自分の価値観と未来についての考えを見直して「ワークスタイルを変える」実験として、遠隔でも仕事ができる、プロジェクト型の働き方へのシフト、個人事業主が多くなっていく時代になるだろうと考えているそうです。

 移住を考えている方へのアドバイスは

・知り合いを作りましょう。とにかく足で稼ぐ。
 観光ガイドやインターネットだけでは情報は入ってこないので、自分の目で確かめることが大切。
・現地のイベントに参加してみる
 アットホームなものが多いので、仲間が作りやすい。ネット上には載って
 いないイベントが多いので、そこで次のイベント情報を得る事ができる。
・給料は下がるけれど、都会で生活するよりそこまでお金はかからない。
 全て手に入れることは難しいけれど、何かを捨てることを怖がらない。

津田さんも竹内さんと同様に「人とのつながり」を重要視していることが印象的でした。富士見町は子育てがしやすい環境であり、特に食生活に関しては大きく変わったと話されていました。竹内さんの本を参考に、自家菜園の畑を作っているそうです。

参加市町村の紹介コーナー

特別講演の間には、参加市町村からの移住者支援などが5分間で紹介されました。どの市町村も映像や美しい景色や地域行事などの写真を多く使い、見ていてワクワクするような紹介でした。また、あえて気候などのマイナス面を包み隠さないことで、長野県民らしい誠実な姿が伝わってきました。
移住経験者の方が市町村紹介をされていて、参加者の方の顔が少しゆるんだような雰囲気になりました。


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グリーンルームの受付では、長野県のゆるキャラ「アルクマ」がお出迎えし、3つの市町村で相談をすると、長野県銘菓「雷鳥の里」のプレゼントがありました。

取材を終えて

移住セミナーが多数開催されていることで、市町村の担当者や主催者と顔見知りになっている来場者の方が多く見られました。ここでも人と人のつながりがあり、アットホームな雰囲気が感じられる移住セミナーでした。
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まち暮らし&やま暮らし移住の先輩クロストーク

平成28年10月9日(日)、東京交通会館8階 NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都千代田区有楽町2-10-1)にて、「楽園信州移住セミナー」が開催されました。先輩移住者お二人によるクロストークや、市町村も参加した個別相談など、今回もとても充実した内容でした。そのためでしょう。終了時間の19時30分になっても、参加者の多くは名残惜しそうに関係者と話し込まれていました。
東京交通会館は、有楽町駅を降りた目の前。また、NPO法人ふるさと回帰支援センターも、8階にあるとすぐにわかる看板が出ています。

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43府県17市町が一堂に会する情報センターとして、3ヶ月前に同ビル5・6階から8階に拡大移転・リニューアルオープンしたふるさと回帰支援センター。開放的なフロアスペースがとても印象的で、各県のブースを横目に奥へ進んでいった所にあるセミナースペースが今回の会場でした。
参加者は26組34名。
当初は定員30名の予定でしたが、何とかご希望の方全員にご参加いただけました。セミナーは16時30分開始の予定でしたが、時間より早く来た方々は会場に設置されたディスプレイに釘付けでした。やはり長野県の雪景色などが動画になっていると、東京の方々は本当に感動するようです。

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そして、定刻通り始まったセミナーでは「長野県の街暮らし・山暮らし」をメインテーマに、先輩移住者お二人がクロストークを展開したのですが、やはり実際に移住された方の生の声とあって、参加者の皆さんは誰もが聞き耳を立て、時に頷いたりと、本当に真剣に聞き入っていました。

先輩移住者としてのパネラー(ゲスト)は、街暮らし代表が久村周一さん、山暮らし代表が川島直樹さん。

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街暮らし代表の久村さんは、半年前に東京から茅野市へ移住した子育て中のパパです。そして山暮らし代表の川島さんは、東京から中野市へ移住し、現在は古民家の保存や再生に取り組んでおられます。お二人は年齢も生活環境も随分と異なりますが、共通して「長野県への移住は大成功だった」とおっしゃっていました。さらに、話題が食べ物の話になると「野菜の値段が驚くほど安い」「そもそも、野菜は近所でもらえたり自分でつくったりと、タダのケースが多い」とお二人が口を揃えれば、会場は本当に驚いた様子で大きくざわめきました。

久村さんは移住に際して重要視したことをいくつか挙げてくれました。
まず第一が「家族の同意」。これが得られなければ移住はすべきではない、というのが久村さんの考え方でした(川島さんもそれには同意見で、家族全員の同意がない移住は離婚につながる可能性がある、とおっしゃっていました)。
そして、やはり仕事探しは本当に重要だと強調されていました。「色々な人と出会うこと」。これが仕事探しのポイントだとおっしゃっていましたが、実際、久村さんは様々な人と出会い、㈱エンリージョン(就職を支援してくれる企業)の方と巡り会ったおかげで今の仕事が決まったそうです。
「思ったより仕事ってあるものですよ。特に僕の場合は、年収も上がりましたし」
久村さんのその言葉に、主に若い参加者の方々は驚きの声を漏らしていました。

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川島さんには古民家の魅力について存分にお話しいただきました。古民家について何度も講演を経験されているからでしょうか、聞いていてお話がとても楽しく、会場は頻繁に爆笑に包まれました。その中でも、特に野菜が話題となった際はことさらでした。やはり東京と信州では、顕著に野菜の金額が異なるため、皆さんとても関心がある様子でした。
もちろん、古民家の魅力についても皆さん興味津々でした。「古民家の金額」「リフォームにかかる金額」「古民家で暮らす楽しさ」。今の暮らしと全く別次元の生活を、参加者の方々は思い思いにイメージしてお話を聞いていました。

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お二人のクロストーク後には、市町村の方々などと個別相談の時間が設けられました。
冒頭でも述べましたが、終了時間の19時30分になっても、参加者の方々はもっと聞きたいことがあるようで、とても名残惜しそうでした。

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来場者の方にお話を伺いました

Q:今回のセミナーに参加しようと思ったきっかけは?
◆とある行政機関が主催したイベントに参加して、「信州で暮らせたら良いな」と思ったこと。
◆自然に囲まれた環境で子供を育てたいと思ったこと。

Q:今回のセミナーで、どんな新しい信州が発見できましたか?
◆移住に向けて積極的に活動することで、人の輪さえ広がれば仕事も見つかりそうだな、ということ。
◆野菜が安い!というより、野菜が無料で手に入る!?
◆古民家の魅力。

Q:信州に移住したら、まずしてみたいことは?
◆野菜づくり。
◆祭りの後の、地域の方々との宴。

Q:本日のセミナーで最も驚いたことは?
◆野菜がタダ!?
◆仕事があまり多くないという印象だったけど、もっと活動的になれば仕事も見つけれそうだ、ということ。

取材にご協力いただけました来場者の皆様、本当にご回答ありがとうございました。
この場を借りて御礼申し上げます。

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山梨・長野・静岡 3県合同移住相談会

平成28年9月10日(土)に、東京・有楽町駅前にある「東京交通会館」12階ダイヤモンドホールにて「ちょっとイマドキローカルライフ!山梨県・長野県・静岡県移住相談会」が開催されました。同じビルの8階には、全国の移住相談窓口が集まる「ふるさと回帰支援センター」が入居しています。今回は、移住希望ランキングで人気上位の「山梨県・長野県・静岡県」が集結。「子育て」や「農業」「首都圏通勤」などのキーワード別に並んだブースを中心に、200名余りの来場者で賑わいました。
東京・有楽町駅を降りてすぐのところに「東京交通会館」はあります。
地下1階から3階には各地方のアンテナショップが入っています。朝早くから、名産品や名物を買い求める客で混み合っていました。

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会場入り口では、まず来場者カードに記入します。
記入スペースには、キーワードごとにカテゴリー分けされた各自治体などのブースの案内ボードがありました。
ここで、来場者は気になるワードや場所をチェック。

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会場の中は、ぐるりと取り囲むようにブースが並んでいます。
相談スペースもたくさん設けられており、気になる自治体などの相談員と話すことができます。
熱心に話し込んでおられる方が、たくさんいらっしゃいました。

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それぞれのブースでは、ポスターの掲示やパンフレットの配布はもちろんのこと、その土地の特産品の販売や試食・試飲などもあり、まさに、その地域が出張し、東京に居ながらにして移住候補の場所の空気を感じられる、そういった機会になりました。
ブースを訪れる来場者は、真面目に相談をするだけでなく、相談員と気楽に談笑する場面も。固い雰囲気でないからこそ、知ることのできる情報もあるでしょう。
ノートパソコンやタブレットで、それぞれの自治体のプロモーションビデオやウェブサイトをアピールしている姿も、よく見かけました。

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【移住相談員が語るいろはセミナー】
静岡県、山梨県、長野県、の順番で、各県の相談員が、移住の基本やそれぞれの地域の特色、ブースのPRなどを、おおよそ30分ずつ、発表・紹介されました。

静岡県

静岡県を目指す人は「海好き」が多いです。しかし、実際は7割が山であり、海も山もエンジョイできる土地です。海・山に加え、浜松や静岡といった街もあり、どっぷり地方移住したい人から、まずは都市部で試してみたい人、そんな様々なニーズに応えられる場所です。数多くの温泉や大きな河川が自慢。東海道新幹線が東西に走っており、東京・名古屋へも近いです。静岡の人は、温暖な気候、恵まれた食材や盛んな産業の中で暮らしており「ゆったり・おおらか・お人よし」と言われています。
発表の最後には、静岡県内の各ブースの相談員がひとりずつ出てきて、自分の地域のアピールをしました。個性的なキャラクターの相談員が多く、参加者は終始和やかなムードでした。

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山梨県

山梨県は平成25年6月から、県の相談窓口を設置しており、移住に熱心に取り組んでいます。「やまなし暮らし支援センター」というワンストップ窓口があり、3年で500人が実際に移住しています。
東京に近く、東側のエリアは通勤も可能です。でも「山があり、空がある」自然いっぱいの「甲斐的(=快適)」な生活が送れます。
実際に山梨に行ってみて農業を体験する「農家民宿」やUターン・Iターンの強い味方「山梨中銀地方創生基金」など、移住を助ける仕組みも豊富です。
「初めから移住の目的がハッキリしている人はいない。ぜひ相談に来たり、山梨に実際に行って現地の人と話してほしい」とのメッセージに、うなずく参加者の姿がありました。

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長野県

長野県は広く、地域によって様々な移住スタイルがあります。農業・就農からおひとりさま移住まで、自由自在です。
長野県というと真っ先にあがるイメージが「寒い」ですが、今時の家はけっこう大丈夫。温泉もたくさんあるので、寒さも楽しめます。また「雪」ですが、雪が多い所もあれば少ないところもあり、移住希望者の好みによって選べます。もちろん、いざ雪かきとなれば少々大変ですが、おいしい水もきれいな景色も、すべては雪のおかげ。
また、長野県に来るにあたって、知っておきたいのが「班・区・組」といった自治会活動。外から来ると少し面倒に感じる人もいるようですが、行政に頼るのではなく「自分たちでやる」「監視カメラではなく温かな眼で見守る」という信州人の気質が現れています。
「夏に行けば絶対好きになる。ぜひ冬も行ってください。見てキレイだな、ではなく、自分が住む・合うところを探しに行ってください」受講者は時折、隣同士小声で話したりしながら、発表に今後の夢を重ねていました。

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来場者の方にお話を伺いました

◆年配の女性

Q:なぜ移住をしたいと思ったのですか。

もともと、田舎で生まれ育ったので、昔のような田舎に戻って、人生を楽しみたいと思ったからです。

Q:移住に関して、心配事は何かありますか。

住宅のことです。主人と2人で移住しようと考えていますが、田舎の空き家は大きな家が多く、私たちだけでやっていけるかどうか、少し心配です。

Q:今日のイベントに来てみて、どうですか。

自分が移住したいと思っていた地域以外のことも分かり、有意義でした。また、実際に相談員と話せたことも、良かったです。

◆30代の夫婦

Q:なぜ移住をしようと思ったのですか。

人生の節目があったのと、今は首都圏在住なのですが、どうしても仕事場と自宅の往復だけになってしまうので、もう少し楽しみがある豊かな生活がしたかったので。

Q:移住を実際に検討し始めて、どれくらいですか。

3ヶ月目くらいです。

Q:移住に関して、不安なことなどはありますか。

その地域のコミュニティに入っていけるかどうかが不安です。ただ、そこが合えば、かなり良い移住になるのではないかと思っています。

Q:逆に、楽しみな点は。

車ですぐに自然の中へ行けるところですね。

Q:今日のイベントへ来てみて、どんな感想を持ちましたか。

実際に、地元の人と話すことの大切さが分かりました。今まではインターネットの情報が主だったので。これから移住を考える人は、ぜひ、ネットや本だけでなく、「実際に話して情報収集する」ということをオススメします。

相談員の方にお話を伺いました

Q:移住相談に来られる方はどんな方が多いですか。

昔からいらっしゃる、リタイア後を考えているような年配の方に加えて、若い方、特にファミリーが相談に来られることが増えました。

Q:なぜ、若い方も移住を考えるようになったのでしょう。

今までの「移住は年配の方がするもの」というものから、少しずつ「移住というライフスタイルはかっこいい」というイメージに変わりつつあるのが一番でしょう。もちろん「ワークライフバランス」といった言葉も、移住の世界に影響を及ぼしています。

Q:移住を考えている方にアドバイスをいただけますか。

最近の移住を考えておられる方は、昔に比べて「目が肥えている」人が多い、と感じます。移住を考え始めてから実際に移住するまで、おおよそ3~5年くらいが平均値かな、と思うのですが、その間に情報をいろいろ集めたり、いろんな人の話を聞いて、じっくり比較検討されているのでしょう。ぜひ、こういったイベントへ足を運んだり、実際に現地に赴いて、地元の人の話を聞いてみてください。自治体としても、ノリがよくすぐに移住したものの1年で帰ってしまうような方より、いろんな場所を比較された中で自分にマッチした場所を選んで長く住んでいただける方のほうが歓迎です。

取材を終えて

いろんな相談員の方が、言っておられたのが「移住は引越しとは違う」ということです。単なる移動ではなく、自分の人生を豊かにするための手段。また、最終的には、その地域の一員となり、コミュニティに入っていかなければなりません。「しまった、失敗した!」となるのではなく「良かったなぁ~」と思える移住のコツは、こういったイベントや現地などで「地元の人と話す」ということに尽きるな、と思いました。ネットなどでも情報はたくさんとれますが、足を使うということが大切になるかと思います。実際に、その土地で人生を営むわけですから、当然といえば当然かもしれません。皆様が良い「移住ライフ」を送れますように、心よりエールを送ります。

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U・Iターン転職セミナー

平成28年7月30日(土)、銀座NAGANO(東京都中央区銀座5丁目6−5 NOCOビル)で「長野県へのU・Iターン転職個別面談会」が開催されました。相談員は株式会社エンリージョンのコンサルタントお二人。完全予約制のこの面談会は今回も募集してすぐに満席となり、10名の方がおよそ1時間程度ずつ、じっくりと転職に関してのご相談をされていました。
当日は、銀座NAGANO1階のアンテナショップが、店先でテントを張って信州の特産物を販売していました。多くの方が足を止め、みな両手にいっぱいにお買い物を楽しんでいました。

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会場はその4階「コワーキングスペース&移住交流・就職相談コーナー」。ハローワークの就業相談のスペース(日曜日・月曜日が定休日)、移住相談のスペース、そしてコワーキングスペースがあり、信州への移住に関心のある方が毎月200名程度、資料請求やご相談に見えられるそうです。当日もひっきりなしに人が出入りしていましたが、個別面談会は「コワーキングスペース&移住交流・就職相談コーナー」で行われました。

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コンサルタント(相談員)の方にお話を伺いました。

Q:移住をお考えの方は、信州に何を求めているのでしょう。

ご相談にいらっしゃる方は、30代と50代が多いでしょうか。そして、30代の方は、出産により家族が増えたことをきっかけに、信州への移住を考えられている方が目立ちます。
「子供には素晴しい環境で生活させたい」
そんな親心をお持ちの方が多いですね。
一方、50代の方は退職後のことを見据えたりしている方が多いでしょうか。
やはり自然に囲まれてのんびりと暮らしたい。
そうお考えの方が多いですね。

Q:信州への移住にあたって障壁となっているのは何でしょう。

ほとんどの移住希望者にとって、仕事は最大のネックとなりがちです。首都圏と信州では、仕事の環境が大きく異なります。当然、求人のある職種の幅は狭まりますし、給与面などの待遇も、一般的には低くなります。
だからといって、何もかもが都会より劣るわけではありません。
私たちは信州で生活しており、信州の企業と日々接触しています。そのため、現場から生の声を直接お届けできます。
「信州で働くことって、そういう良い面もあるんだな」
そんな風におっしゃる方も結構います。
転職にリスクはつきものです。
それも、首都圏から信州への移住+転職となれば尚更です。
とはいえ、そうしたリスクは知っていれば軽減できることもあります。
もし田舎暮らしに関心のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。
お力になれると思います。

Q:最後に、信州への移住をお考えの方に、転職に関するアドバイスをお願いします。

実際にあった事例ですが、「住宅業界NG」という方がいました。
しかし、その方が仕事で最も重視するポイントと、とある住宅関連企業の理念が一致したため、「住宅業界NG」を承知の上で、そのお仕事を全力で勧めたことがあります。
もちろん、その方は今でもその企業で働いています。働く人のポリシーと会社の理念が一致しているのですから、当たり前と言えば当たり前です。
仕事探しにおいて最も大切なのは、働く際に「何を一番大切にするか」ということです。現実的に、全ての希望が叶う仕事にはなかなか巡り会えないと思います。ですから、私はまず、「仕事で最も大切にすることは何か」を明確にしてもらっています。
給与?勤務地?やりがい?
それは人によって様々ですが、「仕事で最も大切にすること」から離れてさえいなければ、多くの方は転職した後も後悔をしていません。
田舎暮らしに際して、何なら手放せますか?
結局はその答えを見つけることが、一番大切なことだと思います。

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相談に来られた方にお話を伺いました。

Q:信州のどんなところに魅力を感じて、移住を考えるようになったのでしょうか。

信州にはちょっとした縁があって、それで何回か足を運んでいるうちに虜になりました。
何と言っても自然がある。温泉がある。そして人柄がいい。
私にとってコミュニティは大切な要素なので、東京と比較して近所付き合いのある信州は本当に憧れの地です。

Q:移住に対する心配事は?

やはり「仕事」ですね。
以前は「食事」も心配事でした。というのも、私は海に面した地域の出身なので、山国で海の幸が味わえるのか、ということが本当に大きな不安だったのです。
ただ、最近は非常に物流が整備されています。そうしたこともあって、もっぱら移住に対する心配事は「仕事」についてだけとなりました。

Q:今日、相談に来られて、いかがでしたか。

情報が文字列だけの募集要項だけではなく、実際現場にいる方に、信州の企業の生身の情報をいただけることは本当にありがたいです。
企業文化にフィットしないと仕事は続かないですから。
そうした点からも、今日のような相談会は私にとって本当に貴重な機会です。
相談員の方、ありがとうございました。

取材を終えて

信州への移住は決めているが、「いつ移住するか」を決められないでいる。
そんな方も多くいた今回の面談会。やはり仕事に対する不安(収入面の不安)が大きいようで、なかなか次の一歩が踏み出せないようでした。
一方で、コンサルタントのお二人は、「全ての希望を叶える仕事はほとんどない」ことを前提に、「仕事に対して最も重要視しているのは何か」という点を掘り下げてアドバイスされていました。
今回は完全予約制でしたが、銀座NAGANOの4階「コワーキングスペース&移住交流・就職相談コーナー」には、日曜・月曜日以外はハローワークの就業相談が開設されており、常設されている移住相談スペースやコワーキングスペースへの訪問者を合わせると、毎月200名程度の方が資料請求や相談に訪れるそうです。
安心して暮らすために。
魅力ある信州で、皆様が自分に最適なお仕事に巡り会えることを祈っています。

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